スチームパンクの世界で都市へ出てきた新社会人をイメージしました。

貴族主義の残る伝統的な都市へ、自由主義の開拓地から働きに訪れた若者はどのような物語を見せてくれるのでしょうか。

カーゴパンツや金属装飾のあるジャケット、ゴーグルでスチームパンクのスタイルを作り、故郷の自由な風を軽装な上半身で表現、世界観にあった鞄を持たせて旅路を示しました。

衣装・アイテムの組み合わせだけでなく、アバター全体の質感をコーディネイトています。
ストリート系の衣装の素材をよりハードでしっかりとした生地に変更することで作業着のように見せ、樹脂部分は革や金属に変更し世界観に合わせました。また、全体に擦れやムラを作り、生きてきたこと、生きていることを表現しました。
さらにPoiyomi Proによる質量感のあるシェーディングで全体を統一し、SDFテクスチャを使った表現でモダンな仕上がりを目指しました。
定型的な表現は使っていないため、ワールドの一部として機能します。

１枚目の掲載写真はトリミングと明るさ、コントラストの補正のみ行っています。