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Clam Sensor
投稿日時: 2025-03-15 15:29
このシステムでは、貝に小さなセンサーが取り付けられており、それらが水道システムのメインポンプや水処理場に設置されています。通常、淡水二枚貝は殻をわずかに開けて水を濾過しながら生活していますが、水中に化学物質、重金属、毒素などの汚染物質を検知すると、身を守るために殻を素早く閉じます。この殻の開閉動作をセンサーが感知し、もし貝が殻を閉じた場合、それは水質に問題があるサインとみなされます。その結果、センサーが制御システムに信号を送り、都市への給水が自動的に停止する仕組みになっています。

例えば、ポーランドの首都ワルシャワでは、8匹の貝がこの役割を担っており、約800万人分の生活用水の安全性を監視しています。また、ポズナン市でも同様に、デンビエツ水処理場で8匹のムール貝が「生体インジケーター」として活躍し、バルタ川から供給される水の品質をチェックしています。

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